2020-01-01から1年間の記事一覧

幸先詣

日本海側には寒波が押し寄せて来ているようですが、太平洋側は、晴れて穏やかな大晦日になりました。 今年は、新型コロナにより「外出自粛」「3蜜」「不要不急」が求められる、平年とは大きく変わった日常生活の1年でした。 その状況の中で、多くの方々が…

六つの橋+

コロナ禍の中、6月末に急性心筋梗塞になり一週間ほど入院しました。 その後の体力の回復のためのリハビリは、屋内ではなく屋外の散歩にしました。 選んだのは、家に近い黒須田川の遊歩道(すすき野~黒須田)です。ゆっくり歩いて30~40分程度、そして飽き…

土とかたれば

先日、作品作りに工房に行って来ました。 今年は、新型コロナの影響で自粛していましたので、工房に行く機会が少なくなりました。 庭の山もみじの紅葉も、ゆっくりと眺めないうちに散ってしまいました。散った葉が美しい草紅葉のようになっていました。 枝に…

本箱(13)

今日、12月15日は、いわさきちひろさんの誕生日です。 先日、東京の下石神井にある「ちひろ美術館・東京」を訪ねました。 西武新宿線の上井草駅から歩いて5~6分の閑静な住宅街の中にありました。 紅葉が残る大木に包まれるように赤い家がありました。…

カワセミを撮る(2)

11月30日は「カメラの日」と言われています。 この「カメラ日」は、1977年(昭和52年)に、世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラが発売された日を記念して設けられました。 フォーカスのオート化によって、これまでのシャッタースピード、絞り、ISO(…

本箱(12)

11月12日は、ドイツの児童文学作家・ミヒャエル・エンデの生誕日です。 エンデは、日本とも関係が深く、奥さんは日本人で、信州・黒姫高原には「黒姫童話館」があり、多くの資料が収集されています。 『モモ』は、エンデの代表作で45年以上前に書かれた…

小春日

11月4日に東京地方で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹きました。 昨日は11月7日は「立冬」でした。 立冬を過ぎてから春のような暖かい晴れた日を「小春日」と呼ぶそうです。 今日は、20℃を超え、散歩していると汗ばむほどです。 近くの公園では…

自然釉

先日、2005年1月22日に公開された映画『火火』を観賞する機会がありました。 5年ほど前に『母さん 子守歌うたって~寸越窯・いのちの記録』那須田稔・岸川悦子著(ひくまの出版)という本を読み、是非観たかった映画でした。しかし、この映画を観る…

あかりの日

10月21日は「あかりの日」です。 この日を知っている人は、少ないのではないでしょうか。 この日は、1879年10月21日、エジソンが白熱電球を完成したことにちなみ、照明(あかり)のもつ意義を改めて認識してもらうために、昭和56年(1981年)に定められ…

シバフタケ

工房から車で10分ほどの所に、小さなゴルフ場があります。 先日、すっきりとした秋晴れではありませんでしたが、妻とともにゴルフを楽しみました。 ゴルフは上手くありませんが、このゴルフ場には、体力維持のために月に1~2度訪れています。9ホール(…

雀瓜

この白い果実の名前は「雀瓜」と言います。 散歩中、少し湿気の多い雑木林の日陰に生えているのを見つけました。 つる科の植物で、茎は細く、他のつる植物と絡み合って伸びています。 春先には白い花を咲かせます。果実は、若草色から成熟するとだんだんと白…

小紫の実

先日、富士山の初冠雪の映像が紹介されました。昨年より24日早い冠雪だということです。 富士山の美しい雪景色は、あの猛暑の夏が終わったことを知らせてくれているようです。 家の近くのふるさと公園では「王禅寺柿」が色づき、秋の香りがして来ました。 …

シオカラトンボ

とんぼの はねは みずの いろ みずから うまれたからかしら とんぼの はねは そらのいろ そらまで とびたいからかしら 『まど・みちお詩集』(ハルキ文庫)より この詩は、まど・みちおさんの「とんぼの はねは」という詩です。 透き通ったトンボの翅を眺め…

カワセミを撮る

先日、東京ミッドタウンにあるFUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館で開催されている「100年前にカワセミを撮った男・下村兼史~日本最初の野鳥生態写真家~」企画写真展に行って来ました。 2年前にも同じテーマで写真展が開催されたそうです。今回もコロナ禍…

葉月

9月は、一般に「長月」と呼ばれています。 太陽暦の8月下旬から10月上旬頃までは、旧暦の「葉月」に当たります。 「葉月」の由来や語源については、諸説あるようです。 先日も、大型の台風10号が大きな被害を残して通過しました。 この月は台風が、よく…

ヌマムツ

コロナ禍で「釣り堀」に行く人が増えたそうです。 「小鮒釣りし・・」という懐かしい唱歌がありますが、私の小さい頃には、近くの川でハヤを釣った思い出があります。 釣った魚はバケツに入れて飼っていたこともあります。 手盥に魚遊ばせて更衣 一茶『七番…

ハルキュオネ

『ギリシャ神話』の中には、人間が鳥や動物になったという話がたくさん出てきます。その中の一つ「ケユクスとハルキュオネ」は、神の怒りに触れて「カワセミ」になったという話です。 私の住んでいる地区にある黒須田川は、カワセミが生息していることで知ら…

涼風至

今年の夏は、40℃を超える所も多くあり、異常な暑さを感じます。横浜も猛暑日の連続です。その暑い中で、どこからともなく吹いてくる涼しい風は、心身を癒してくれます。 暦の上では「立秋」が過ぎました。「涼風至(すずかぜいたる)」は、立秋の初侯にあ…

草花(22)

梅雨が明けたら、本格的な暑さがやって来ました。散歩をしていても日陰を求めて、ジグザグに歩き、涼を求めています。 朝の散歩中に見つけた黄色い可憐な花が一輪、川面からの涼風にゆらゆらと揺れていました。 一本の草も涼風やどりけり 一茶『七番日記』 …

五位鷺

もう明日は8月です。大暑も過ぎました。梅雨明けは、いつになるのでしょうか? 先日、病後1ケ月ぶりに茨城の工房に行きました。雨の日の続く中、庭木の剪定と草刈り、除草をしました。雨と寒い日が続きましたが、庭木や垣根の木々は、周りを覆うように葉を…

私の住んでいる青葉区には、多くの雨水調整池(遊水池)があります。 青葉区民会議の広報資料(2008/9発行)によると、横浜市が直接管理する大型の遊水地は186ケ所あり、その内の48ケ所が青葉区にあるそうです。 「遊水地」は、集中豪雨の時に雨水を一時貯留…

いのち(2)

鬱陶しい梅雨空が続いています。関東地方の梅雨明けは、いつになるのでしょう。 病気を患ってからは、いつも歩く黒須田川の遊歩道は、リハビリのコースになりました。 この遊歩道も雑草が道路を占領し始めました。雨上がりの後などは、この雑草の茂みから、…

いのち

長年、自分なりに健康管理をして来たつもりでしたが、いつしか体力を過信して不摂生になり、その上に加齢も加わり、身体を傷めつけていたのでしょう。 一か月前にも、胸が締め付けられる圧迫感がありました。15分ほどで収まり、日常生活には支障がなかった…

蕎麦猪口

梅雨の季節は蒸し暑く、食欲も鈍りがちになります。この時期には、蕎麦やうどんなど、のど越しがよいものを食べたくなります。 先日の父の日に、息子夫婦から「信州そば」を頂きました。 * 蕎麦は、全国各地に有名な蕎麦がたくさんあります。その中の「信州…

JOMON(2)

6月18日は「考古学出発の日」です。 アメリカの動物学者・エドワード・S・モースによって「大森貝塚」が発見された日を記念して制定されました。 JR大森駅の近くの線路沿いに「大森貝墟」、300mほど離れたところに「大森貝塚」の2つの記念碑がありま…

観天望気2020

『或る燕が或る鶯に、自分のように人間たちと同じ屋根の下で住んで、彼らと一緒にお暮らしになりませんかと誘いました。すると鶯は「私は私の身に昔起こった不幸の苦しみを思い出したくありません。私が人里離れたところに住んでいるのもそのためですわ。」…

入梅

昨日、市立図書館の閲覧室が利用できるようになったので、3ケ月ぶりに図書館に行きました。開館を待ちわびた人々が、数冊の本を抱えている姿が多く見られました。 横浜は、この2日間は真夏日となりましたが、暑さの中、商店街も少しずつ賑わいが戻りつつあ…

環境の日

今日は「環境の日(世界環境デー)」です。 1972年6月5日、ストックホルムで国連人間環境会議が開かれました。この日を記念して「環境の日」が制定されました。その目的は、環境保全に対する関心を高め、啓発活動を図るためです。 地球温暖化が叫ばれてから…

五月蝿

五月の蝿は「うるさい(五月蝿)」のでしょうか。 五月には発生する蝿が多く、この字が当てられたのでしょう。 「蝿」と言えば、衛生上からみると不潔の対象、嫌われ者の代表で、現れるとすぐに追い払う人が、ほとんどではないでしょうか。 衛生管理が行き届…

ユリノキ(2)

先週は鬱陶しい雨曇りの日が多かったですが、今日は5月らしい爽やかな日になりました。 いつもの散歩道から少し遠出をしました。 街路樹の新緑が美しい並木道を歩きました。 この街路樹は「ユリノキ」です。 この並木は、東急田園都市線のたまプラーザ駅か…