2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「唐楓(トウカエデ)」は、別名「三角楓」とも呼ばれています。 「カエデ」は「モミジ」と同じ「カエデ属」の植物です。その違いは葉の切れ込み数、切れ込み具合によって区別しています。葉が5つ以上に切れ込んで掌状のものを「モミジ」、それ以外のトウカ…
昨日は強い寒気の影響で真冬並みの天気になり、 横浜では1962年以来、54年ぶりの初雪となりました。 道路の傍の芝生には、子供たちが作った小さな雪山が溶けずに残っています。 11月の珍しい雪に子供たちも喜び、雪遊びをしたのでしょう。 一茶の句…
うつくしく交る中や冬椿 ( 鬼貫 ) (『七車』) 白盃
今、垣根や公園の植木、街路樹などで咲いている花が「山茶花」です。この花を見ていると、童謡「たきび」を思い出します。 その「山茶花」を「椿」と、よく間違がうことがあり、調べてみました。両方ともツバキ科ツバキ属ですが、花の散り方、葉の形、葉の縁…
ジョビタキ 小鳥来る音うれしさよ板びさし ( 蕪村 ) (『蕪村俳句集』) 徳利(黄御影)高さ:13.2cm
先日、神田の「古本まつり」に行きました。第57回目を迎え、歴史のある古本まつりです。 専大前交差点から駿河台下まで約500mにわたり、古書店と露店の書棚が並び貴重な古書から新刊本までが山積みされています。 倒れかかった古書の下から見つけた本…
茨城県のゴルフ場で、プレー中に四季桜を見つけました。まだ莟でしたが一輪咲いていました。 「四季桜」は江戸彼岸と豆桜の交雑種で、年に二度開花します。 よく四季桜のことを「十月桜」と呼ぶことがありますが、 正確には、四季桜は花弁が一重、十月桜は八…
昨日、関東地方に木枯し第1号が吹きました。昨年は10月24日でした。 凩という字は、風の略形と木とをあわせた国字です。 木に残った枯葉を吹き払う、強い北風を想像させるような文字です。 木枯やいづこどまりの柴車 ( 白雄 ) (『白雄句集』) 高さ…
この多肉植物は、私の制作した鉢に寄せ植えをされ、その写真をいただいたものです。 私は多肉植物について詳しく知らなかったのですが、葉っぱの色や形はさまざまで種類の多さに驚きました。思ったより育てるのは簡単のようで、現代のライフスタイルにはマッ…
先日、ある局の番組を観ていたら、鱗片が開いたままの松ぼっくりを水に浸けると閉じました。 私も試して見みると閉じました。 それは松の種子は鱗片の隙間にはさまっており、風で遠くに飛ばすために 雨の時は鱗片を閉じて種子を守り、晴れれば鱗片を開きます…
今日は二十四節気の一つ、「立冬」にあたります。 吹く風には冷たさが増したように感じられます。 日本では雀が減少傾向にあると言われていますが、 工房の近くの土手では、雀が群がり寒風に逆らうのか、 いつもより鳴き声が大きく感じられます。 神無月ふく…