2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

編笠茸

こんな奇抜な形の茸。 この茸は、春に生える茸で「アミガサタケ」と言います。 工房の傍の桜の木の下で、良く見かけます。 「毒きのこ」とばかり思っていましたが、食べられるそうです。 海外ではモルーユ(モレル)と呼ばれて、人気の高級食材とか・・・・ …

故郷

久し振りに三重県に帰省し「やきもの」に関係する場所を2つ訪れました。 この新緑に囲まれた広い公園は、三重県多気郡明和町にある史跡「水池土器製作跡」です。 奈良時代の工人集団の遺跡です。 この遺跡の特徴は、土器生産に伴う一連の行程に関する施設が…

草花(4)

茎先に黄緑色の杯状の花序をつけた、この花は 日当たりの良い荒れ地、土手や畑などで見かけます。 名前は、昔の灯明を置く灯台に似ているところから 「トウダイグサ(灯台草)」と言われています。 また花序の先から垂れる子房が鈴のように見えるところから…

弁柄

この前方後円墳は、茨城県なかみなと市にある国指定史跡「虎塚古墳」です。 この古墳は春と秋の上旬、外気温が15℃のころに石室内部が公開されます。 先日、その石室内部を観てきました。今も鮮やかな赤色が残されており、 古代の人が赤色に永遠の生命力を…

大根の花

『野大根も花咲きにけり鳴く雲雀』 という一茶の長閑な句があります。 家の近くのマンションの傍にある畑では、大根の白い十字型の花が咲いています。 これは野大根ではなく、種を収穫するための種大根でしょうか。 大根は種類も多いですが、私たちには身近…

草花(3)

この花は道端や土手などで良く見かけます。 名前は「カラスノエンドウ(烏野豌豆)」と呼ばれています。 正式な和名は「ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)」と言います。 こんな可愛い花に、どうして「カラス」の名がついたのでしょう。 それは実(豆)が成熟した…

本箱(3)

歳時記には、いろいろな名前を付けたものがありますが、 その中でも『やきもの歳時記』は大好きな歳時記の一つです。 この本は石洞美術館の愛蔵品を、会社のカレンダー(5年間)に 掲載したものを本にまとめたものです。 月ごとに季節に合った作品を取り上…

草花(2)

この花は春の七草のひとつ「はこべら(はこべ)」です。 道端などで咲いている白い小さな花です。 余りにも小さいので知らないで踏んでしまうこともあります。 花びらは5枚ですが、1枚の花びらの中央が基部まで深く裂けているので 花びらが10枚のように…