11月4日に東京地方で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹きました。
昨日は11月7日は「立冬」でした。
立冬を過ぎてから春のような暖かい晴れた日を「小春日」と呼ぶそうです。
今日は、20℃を超え、散歩していると汗ばむほどです。
近くの公園では、少年野球の子供たちの賑やかな歓声とともに白いユニホームが輝いています。
黒須田川では、岸辺の木々も紅葉。彩り豊かになっています。
川面も穏やかで、小春日の日差しをいっぱいに受けています。
この日に出会った黒須田川の生き物たちの様子を撮りました。
私の一番の好きな鳥で白と黄色の配色が美しい「キセキレイ」です。いつも元気に尻尾を振って石から石へ飛び回り餌を漁っています。動きが早く撮るのが難しい鳥です。
この暖かさをじっくりと感じている「赤トンボ」と「蝿?」いや「アブ」かな。小さな虫たちは、もう冬ごもりに入ったのでしょうか。
「カワセミ」は、お腹いっぱいのようです。
『今日は見物者が多いようだな~』
「キジバト」の水浴びです。鳥の種類によって異なるそうですが、鳥が水浴びをするのは、羽に付いた埃や寄生虫、脂粉を落とすためで、この脂粉などを落とさないと病気になったりするので、鳥にとっては大切なことなのです。
カワセミの「羽繕い」です。身体は柔らかいですね。
「羽繕い」も、水浴びと同じ健康を守るための動作です。
キセキレイの「羽繕い」です。
あの美しい姿が信じられません。
こんな浅瀬の狭い石の間を泳ぎ抜く「真鯉」の遊泳力の強さに驚きました。
こちらは「ムラムツ」の3兄弟。
『ソーシャル・ディスタンスを取って泳いでいますー』
「ムクドリ」は、椋木の実を好んで食べるからムクドリと呼ばれるようになったそうですが、雑食性です。水辺で餌を獲っている姿をあまり見ません。
夕方になると集団となり、その騒音や糞の汚染が問題となっています。
一茶の時代(江戸時代)は「ムクドリ」は、冬に江戸へ出稼ぎに出る信州人をさしたそうです。騒音や糞の問題は、どうだったのでしょうか。
椋鳥が唄ふて走る小春哉
一茶『七番日記』
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朝鮮唐津花入
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