2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

草花(15)

黒須田川 暑かった日も、どこかに・・ いつしか芒の穂がなびくようになって来ました。 「お彼岸」も過ぎ、次第に秋が深まりつつあります。 虫たちも冬籠りの支度を始める頃です(蟄虫坏戸) 天文学的な季節と異なり、自然季節と呼ばれる気候学的な言葉に 「…

句碑散歩(8)信濃2

今回は、信濃町柏原を通る国道18号線(旧北国街道)に 沿って諏訪神社から大久保道の入口(信濃町交番)まで 句碑を訪ねて歩きました。 「柏原宿」は、野尻と古間の間の宿場になります。 南北の土手の内側に52軒分の伝馬屋敷と、 街道の中央に用水と松並…

句碑散歩(7)信濃1

今回は、念願の小林一茶の故郷・信濃町柏原を訪ねました。 汽車にするか、車にするか、迷いましたが、 初めて訪れる地なので移動を考えて車にしました。 当日は、秋雨前線による不安定な天気でしたが、 高速道路を約330km走ること4時間半。 一茶の時代…

繕い

『梢まで来て居る秋の暑さかな』という 江戸時代の俳人支考(1665-1731)の俳句がありますが、 秋は近くに感じながらも、相変わらずの暑い日が続いています。 一茶も58歳(文政3年)の時に、こんな句を詠んでいました。 老の身は暑のへるも苦労哉 (『だ…

黒蝶

今年の夏は異常と言われる暑い日が続いていますが、 もう9月に入りました。 しかし、まだまだ暑さが続くようです。 工房の庭では・・・ 木陰の椿の実のベッドで、雨蛙が昼寝・・ 夏の暑さにも負けず花を咲かせる「ムクゲ」には、 蜜を求めて蟻たちが群がっ…