2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

麦秋至

5月31日から、二十四節気の七十二候の「麦秋至」です。 中国の「宣明歴」では「小夏至」といい、漸く暑さが加わり始める頃だといわれますが、 昨日は、真夏並みの暑さの所がありました。 近くの市民農園の大麦は、5月の始めには、まだ青々としていました…

草花(8)

この草は「小判草」と言います。 野原や土手などで大群落をつくっているのを良く見かけます。 実の色は、初めは薄緑色をしていますが、熟すと美しい黄金色になります。 ヨーロッパ原産で、明治時代に観賞用として輸入されました。 「小判草」という名は、小…

浄海坊

暖かくなり、いろいろな昆虫が草木に現れます。 その昆虫には面白い名前が多くあります。 その一つが工房によく現れる「カマドウマ」です。 漢字では「竈馬」と書きます。 名前の由来は、姿や体色、飛び跳ねる姿が馬に似ており、 昔の台所の窯の周辺にいたこ…

草花(7)

今日は「母の日」です。 「母の日」はアメリカで生まれ、日本に伝わったのは大正時代と言われています。 日頃の感謝を、赤いカーネーションに込めて贈る人も多いのではないでしょうか。 母の日とは直接関係ありませんが、母の名の付いた草花があります。 道…

藤の花

工房の庭の藤の花、今が満開。 春風に薫香を漂わせ、優雅に揺れています。 藤の花南無あゝあゝとそよぎけり ( 一茶 ) (『七番日記』)

草花(6)

雑木林の倒木の傍で発見。 この毒々しい色と形・・最初は「蝮草」?・・と思ったが、 花序の先が細く糸状に長く伸びており、調べたら「ウラシマソウ(浦島草)」でした。 この糸に何か役割があるかというと、まだ全く謎だそうです。 この植物は「雌雄異株」…

草花(5)

「雉蓆(キジムシロ)」という15mm〜20mmの小さな花です。 名前の由来は、花後の葉が大きく放射状に広がり、 その姿が雉の休む蓆に似ているところからきたと言われています。 工房の傍の雑木林には、雉のつがいが棲んでいます。 雉は「深い愛情の象…

瓢虫

このグロテスクな虫は、・・・「テントウムシ」の幼虫です。 このテントウムシは「ナナホシテントウ」です。 テントウムシの種類は多く、日本には200種類ほどいるそうです。 この「ナナホシテントウ」は、アブラムシやカガラムシなどを 食べるので益虫と…