2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日から「読書週間」が始まりました。 2019年の読書週間の標語は 『おかえり、栞の場所で待ってるよ』です。 1947年以降の標語の中で「栞」については、こんな標語がありました。 2004年『落ち葉をしおりに読書の秋』 2006年『しおりいらず…

蜻蛉

黒須田川にも秋の訪れが・・・ 甘い香りを漂わせていた金木犀の花も散り始めました。 暖かい欄干の手すりに止まる蜻蛉たち。 だんだんと生息の場を追われて、減少の傾向にありますが、今年は少し多いように思われます。 とんぼ一つ風にさからふ水面なれ 尾崎…

紋黄蝶

散歩していると、公園の草叢をヒラヒラ揺れ動きながら、ゆっくりと飛ぶ黄色い蝶をよく見かけます。 風の流れをうまく受けて飛んでいるようにも見えます。 飛んでいる5cm足らずの蝶を撮影するためにカメラを向けると・・離れて行ってしまいます。 近づいて…

本箱(10)

分け入っても分け入っても青い山 うしろすがたのしぐれてゆくか これは種田山頭火(1882-1940)のよく知られた句です。 10月11日は、山頭火が亡くなった日です。 山頭火は、明治・大正・昭和を生きた自由律俳句の俳人で、58歳で亡くなっています。 俳…

黒いやきもの

珠洲焼復興40周年・珠洲焼資料館開館30周年を記念して 「珠洲焼~中世日本海・黒のやきものグラフィック~」展が、東京・渋谷のヒカリエで開催されているので行ってきました。 12世紀頃からの作品約20点が展示されていました。 私はこんなに多くの古い…

芙蓉の花

黒須田川の遊歩道には、夏の花の中でも大きな花の一つ「芙蓉」の花が自生しています。 石垣の隙間から生える、その生命力の凄さ。 「芙蓉」という言葉は、中国では「蓮の花」のことを言っており、それと区別する為に「木芙蓉」とも呼ばれています。 昔から美…