歳事

福の神

先日、「七福神巡り」に行って来ました。毎年参詣しており、今回で連続20回目になりました。 今年は、江戸最初と言われる「元祖山手七福神」です。 江戸最初・山手七福神は、江戸城の裏鬼門守護のため、将軍の鷹狩りの際に参詣した「目黒の不動堂(瀧泉寺…

甲辰元旦

あけまして おめでとうございます 元旦や上々吉の浅黄空 小林一茶『浅黄空』 武州琴平神社、今年も多くの初詣の家族で賑わっていました。 初詣の帰りに、早野聖地公園を訪ねました。 この公園には、七つの池があります。この七つの池は、早野の湧水を溜め、…

年忘れ

朝方まで降っていた雨が止み、お昼前に太陽が顔を出し、暖かく穏やかな大晦日になりました。 今年は、いろいろなところで争い、戦争、自然災害が発生、そして痛ましい事件など落ち着かない年でした。来年は穏やかな年であって欲しいと思います。 * 新しい年…

お諏訪さん

先日、息子の長子の「お宮参り」に、諏訪大社下社の秋宮に行ってきました。今にも雨が降りそうな梅雨特有のどんよりとした日でした。 諏訪湖パーキングエリアから見える諏訪大社秋宮の杜は、梅雨雲に覆われていました。 「お諏訪さま」の愛称で親しまれてい…

ひな祭り

今日は「ひな祭り」です。 黒須田川の桃の木もやっとほころび始めました。お花屋さんで売られている桃の花は、この日に合わせて「ムロ」などで調整して咲かせているそうです。自生の桃の花が満開になるには、3月末から4月になるのでしょう。 散歩中、出逢…

だるま市

新たな1年がスタートしましたが、この1月は、入学試験もあり、合格祈願のために寺社へ参拝する人が増えるのではないでしょうか。 また祈願内容を入れたり、福を呼ぶ祝い事の贈り物でもある「だるま」も広く利用されています。 関東の「だるま市」では、高…

お正月あそび

松の内が明ける前に「武州柿生七福神」を参拝して来ました。「七福神めぐり」は、今年で19年連続になります。 5度目の参詣になる「武州柿生七福神」は、川崎市麻生区細山を源流とする五反田川の周辺にあります。お寺の景色は変わりませんが、その周辺の木々…

癸卯元旦

明けまして おめでとうございます 元旦 午前9時23分の黒須田川(ゆきやなぎ橋から) わか水やわらが浮ても福といふ 一茶『文政句帖』 名代のわか水浴る烏かな 一茶『八番日記』 明日から冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けそうです。今年の寒の入…

大晦日

今年もコロナ禍は続き、行動制限のない第8波の中で1年が終わりそうです。 今日、武州琴平神社に行って茅の輪(年越の祓い)を潜って来ました。 この武州琴平神社は、川崎市麻生区王禅寺にあります。 昔、この周辺は王禅寺村と言われ230年ほど前に、この村…

小雪

今日、11月22日から「立冬」から「小雪」へと変わります。 黒須田川の木々の葉が落ち、日ごとに冷え込みが増え、冬の気配が漂っています。 先日の雨の日、遊歩道を散歩中に川辺から「キッキッキッ」と雨音をかき消すような激しい鳴き声が聞こえて来ました。 …

沼辺の晩秋

千葉県我孫子市で開催されている「ジャンバードフェスティバル2022」に行って来ました。このフェスティバルは、2001年から毎年11月に我孫子市手賀沼周辺で「人と鳥の共存」を主なテーマにして開催されています。鳥好きだけでなく、誰しもが楽しめるイベント…

三寒四温

「三寒四温」という言葉は、2月から3月上旬にかけて、冬から春への季節の変わる時期に使われます。最近は、気温の寒暖差が大きいように感じられます。 この2~3日は、4月下旬の暖かい日が続き、桜の開花が早まりそうです。 動物行動学者・日高敏隆さん…

壬寅元旦

明けまして おめでとうございます。 風もなく暖かく、穏やかな元旦です。 黒須田川の遊歩道を歩くと、散歩する人は少なく鳥の囀りだけが、いつもより賑やかです。 カワウとアオサギとチュウサギが、一緒に餌を漁っている光景を見たのは初めてです。 そこにム…

年の暮

「デルタ」から「オミクロン」と・・ 今年も新型コロナ禍で1年が過ぎてしまいました。 寒波が押し寄せ冷たい風が吹いていますが、穏やかな年の暮れです。 今日、毎年詣でている琴平神社に幸先詣をしてきました。 新しい注連縄が張られ、新しい年を迎える準…

いい夫婦

11月22日は、語呂合わせで「いい夫婦の日」だそうです。 仲の良い夫婦の表現として「オシドリ夫婦」という言葉で表現します。 鳥のオシドリは、夫婦仲の良い鳥だそうですが、夫婦で一緒にいるのは、秋から翌年の春までの半年間だそうです。 * 私が散歩…

鶺鴒鳴

この浮世絵は葛飾北斎が描いた「藤・鶺鴒」画です。(北斎美術館第1巻花鳥画・集英社刊から引用)藤の花と一緒に「鶺鴒」が描かれています。 鳥類学者・内田清之助(1884-1975)の本『浮世絵版画の鳥』(芸艸堂・昭和49年5月刊)によると、この鶺鴒は「多分…

29,200日

今日は、私の誕生日です。 80歳となりました。 「29,200日」とは、80歳まで生きてきた日数です。 男性の平均寿命は、81.41歳です。まだその年齢まで達していませんが、健康寿命は超えました。 先日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、世界文化遺産に登録…

愛鳥週間2021

5月10日から16日までは「愛鳥週間」です。1950年(昭和25年)に、この週間が定められてから70年以上になります。 私たちの身近に生息している野鳥たちは、どんな環境の中にいるのだろう。 今回は、黒須田川(上流付近)に飛来する野鳥たちの様子を眺めてみま…

花見の日

横浜のサクラの開花は3月17日でした。昨年よりも1日早く咲きました。 花見は、古来から日本人が楽しみにしている春の行事の一つです。今年は、コロナ禍の影響で、自粛や観賞場所の制限などが行われ、ゆっくりと花見気分にはなれそうもありません。 湯浅浩…

寺額

昨日「武州稲毛七福神」を訪ねました。 毎年、正月3ケ日以内に「七福神めぐり」をしていましたが、今年は、新型コロナのために密を避けて7日になりました。いつもは参道やお寺の周囲には、赤い幟旗が立てられていましたが、今年は立てられておらず、お寺は…

早梅

今年は、新型コロナのため日にちをずらして、初詣に行って来ました。 琴平神社の本殿の石段は急で危険なために、祭事などで混雑する時は閉められています。今日は、参拝者が少なく開かれていました。 階段を上っても閑散としていて参拝者はいませんでした。 …

辛丑元旦

新年 おめでとうございます 青空にきず一つなし玉の春 一茶『文政句帖』 今年は、富士山の積雪が、昨年より少ないようです。登山道がはっきりと見えます。 足元に鳥が立つ也春も立 一茶『七番日記』 黒須田川のハクセキレイ。 今、都会の中で一年中見ること…

幸先詣

日本海側には寒波が押し寄せて来ているようですが、太平洋側は、晴れて穏やかな大晦日になりました。 今年は、新型コロナにより「外出自粛」「3蜜」「不要不急」が求められる、平年とは大きく変わった日常生活の1年でした。 その状況の中で、多くの方々が…

小春日

11月4日に東京地方で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹きました。 昨日は11月7日は「立冬」でした。 立冬を過ぎてから春のような暖かい晴れた日を「小春日」と呼ぶそうです。 今日は、20℃を超え、散歩していると汗ばむほどです。 近くの公園では…

入梅

昨日、市立図書館の閲覧室が利用できるようになったので、3ケ月ぶりに図書館に行きました。開館を待ちわびた人々が、数冊の本を抱えている姿が多く見られました。 横浜は、この2日間は真夏日となりましたが、暑さの中、商店街も少しずつ賑わいが戻りつつあ…

環境の日

今日は「環境の日(世界環境デー)」です。 1972年6月5日、ストックホルムで国連人間環境会議が開かれました。この日を記念して「環境の日」が制定されました。その目的は、環境保全に対する関心を高め、啓発活動を図るためです。 地球温暖化が叫ばれてから…

愛鳥週間

5月10日から16日までは「愛鳥週間(バード・ウィーク)」です。 「愛鳥週間」は、アメリカで始まり、1894年に、5月4日を「バードデー」に制定されました。日本では1947年に、4月10日を「愛鳥の日」に制定されましたが、この時期は冬鳥が多い時期のため…

土雛

今日は「桃の節句」です。 散歩道を少し遠回りして「元石川・花桃の丘」の桃の花を見てきました。 3月中旬からが見ごろとなりますが、まだ2~3分咲きでした。 世代交代なのでしょうか、樹木が伐採されたり、新しい木に植え替えたりして風景も変わりつつあ…

水温む

今年は、異常気象でしょうか。2月なのに3月から4月の暖かさが続いています。 先日、関東地方は15日も早く「春一番」が吹きました。 梅の花は見ごろですが、黒須田川の遊歩道の桜は、まだまだ固い蕾です。 石垣の隙間の陽だまりには「すみれ」が咲いてい…

石の繭玉

1月15日は「小正月」です。 この日の前後に「どんど焼き」が、各地で行われているようです。 私の住んでいる地区の自治会でも、13日、恒例のどんど焼きが、公園の野球場で行われました。 勢いよく立ち昇る炎に乗せて、年神様をお送りしました。 傍では …