2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

桃の花

家の近くの丘陵には耕作地が広がっています。 その中に「シェア畑」という市民農園があります。 暖かい日には、土を耕す姿が目立ち始めました。 その傍にある桃の木も、暖かい日差しを受けて開花しました。 桃さくや畠の肌の脱はじめ ( 乙二 ) 紅志野茶碗

登り窯まつり(1)

「第8回登り窯まつり」が、笠間市の奥田製陶所で 3月18日〜20日に行われます。 その準備が始まり、使用する薪(松)の小割り作業のお手伝いに行きました。 松(赤松)が登り窯の燃料として優れているのは、 樹脂を含んでいるため燃えやすく、火力も強…

木瓜の花

木瓜の原産地は、中国で日本へは平安時代に渡来したと言われいます。 「ボケ」という名前の由来は「モケ」「モッケ」「ボックワ」と呼ばれていたが 時代とともに変化し「ボケ」と呼ばれるようになりました。 漢字の「木瓜」は、実が瓜に似ているところから付…

玉縄桜

今日、関東地方に春一番が吹きました。 散歩コースの途中にある「王禅寺ふるさと公園」では、 玉縄桜が5〜6分咲きでした。開いたばかりの花が春の嵐に煽られ 散ってしまうのではないか・・・ 戻りなば人にも告ん初桜 ( 闌更 ) (『半化坊発句集』)「玉…

猪口

家の近くの鐡神社の境内では、八重咲きの梅の花が咲いています。 訪れた時、盛りは少し過ぎていましたが、まだ美しい薄紅色を観ることができました。 はなみちてうす紅梅となりにけり ( 暁台 ) (『暁台句集』) 猪口の読み方は「ちょく」が転じて「ちょこ…

雪嶺

花と見てまつとやきゆる嶺のゆき ( 宗牧 ) (森川昭編『連歌大発句集』古典文庫刊) (注)谷宗牧( ? -1545)は戦国時代の連歌師。越前の人。 掛分瓶(高さ:16.4cm)

冬木立

明ぼのやあかねの中の冬木立 ( 几董 ) (『井華集』) 焼締長頸瓶 (高さ:21.7cm)

いげ皿

この「いげ皿」は、二十数年前、東北を旅行した時に小さな美術館で購入したものです。 「いげ皿」は明治の終わりから昭和の初めに大量に作られた大衆向きの厚手の皿です。 「いげ」とは佐賀県の方言でトゲのことを「いげ」と言い、 皿の縁のギザギザから「い…

立春

今日は二十四節気のひとつ「立春」にあたります。 立春は1年で最も寒い日とされていますが、今日は暖かく3月の陽気となりました。 旧暦では、立春が1年の始まりとされ、1年の無病息災を祈り、 禅寺では「立春大吉」というお札を貼る慣習があるそうです。…

寒月

2017年1月31日 鉾田市で撮影 宵の明星(金星)と細い月(月齢3)が並らんで見えます。 金星の輝きと地球照(地球で反射した太陽光に照らされ、月の暗いところが薄っすらと見える現象) による幻想的な三日月は、素晴らしい眺めでした。 肉眼では、よ…