2021-01-01から1年間の記事一覧

草花(23)

関東地方は、連日真夏日が続いています。 梅雨入りは、例年より遅れそう。いつ頃になるのでしょうか。 黒須田川周辺の遊歩道も、瑞々しい緑色の世界になっています。 この緑が覆う水辺には、小さな白い花々が、30℃近い暑さにも負けず、輝いています。 川面に…

29,200日

今日は、私の誕生日です。 80歳となりました。 「29,200日」とは、80歳まで生きてきた日数です。 男性の平均寿命は、81.41歳です。まだその年齢まで達していませんが、健康寿命は超えました。 先日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、世界文化遺産に登録…

本箱(16)

この4~5年、草木や生き物などを描いた小説や随筆などを読むことが多くなりました。それに合わせて自然環境問題に触れた本も増えました。 5月27日は、アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンが生れた日です。 カーソンは、わずか四冊しか著書を残し…

里桜の実

黒須田川の遊歩道の桜並木。 華やかで美しかった「ソメイヨシノ」。今は、瑞々しい青葉に変わっています。 若葉を眺めていると・・ 年よらぬ心になりしわか葉哉 一茶『文化句帖』 桜の樹液が好きなカメムシ(キマダラカメムシ)も現れました。 念入て虫が丸…

愛鳥週間2021

5月10日から16日までは「愛鳥週間」です。1950年(昭和25年)に、この週間が定められてから70年以上になります。 私たちの身近に生息している野鳥たちは、どんな環境の中にいるのだろう。 今回は、黒須田川(上流付近)に飛来する野鳥たちの様子を眺めてみま…

サナエトンボ

このトンボは、黒須田川の遊歩道で見つけました。 名前は「サナエトンボ」ではないだろうか?サナエトンボの種類の中の「ヤマサナエ」だろうか。 トンボといえば,、秋のイメージがありますが、春から飛ぶトンボも多くいます。 「サナエ(早苗)」という名前…

早渕川を歩く

昨年、あざみ野駅構内に 2つのツバメの巣がありました。残念ですが一つが壊れてしまいました。その壊れた巣の場所にツバメが帰って来ました。 久しぶり顔もって来る燕哉 一茶『七番日記』 * 先日、田園都市線 あざみ野駅の東側に流れている「早渕川」の遊…

本箱(15)

この絵は、私の部屋に飾ってあります。孫が小学6年生の時に描いた絵です。 大都会の朝焼けの中に、どっしりと立つ一本の大きな木。木の幹は太く、枝は逞しく生命力に溢れています。 大きな枝に絡むように、色の輪が軽やかに飛び跳ねています。 夜が明けるの…

尺取虫

この2~3日、20℃を超える日々が続き、初夏の陽気です。 木の葉の色も深みを増してきました。 木々の間から吹き抜ける爽やかな風。 何もかもが生き生きとして眩しい。 散歩でよく通る、この木造の欄干には、小さな幼虫たちの世界が展開されていました。 …

桜の花も散り、若葉が美しい季節に変わって来ました。 先日、「柿生の里の遊歩道」から「早野聖地公園」を歩きました。 ハンノ木から、眩い緑の光が降りそそぎ、鳥たちの囀りが、木々に木霊して聞こえます。鳥たちの姿は若葉の中に隠れて見つかりません。 落…

句碑散歩(18)

先日、茨城県つくば市沼田にある一茶の句碑2基を訪ねました。 3月ですが、季節外れの暖かな花曇りの日でした。 常磐自動車道の土浦北ICを降りて、国道125号線を下妻方面に走りました。 車中から見える筑波山は、春霞で少しぼやけて見えました。 かりそめ…

庭に来た鳥(3)

工房の庭の山桜も、今が満開です。花蜜を求めてメジロがよく来ます。 先日、1年ぶりに素焼きをしました。今回で61回目になります。 素焼きの合間を縫って、工房の前の垣根の草取りをしました。 4年前に一部を伐採した栃の木でトントンと音がしました。そ…

花見の日

横浜のサクラの開花は3月17日でした。昨年よりも1日早く咲きました。 花見は、古来から日本人が楽しみにしている春の行事の一つです。今年は、コロナ禍の影響で、自粛や観賞場所の制限などが行われ、ゆっくりと花見気分にはなれそうもありません。 湯浅浩…

春の川辺・エトセトラ

横浜の桜の開花予想日は、3月16日頃だと言われています。昨年より早く開花するようです。 今日は、暖かい日差しの中、いつもの黒須田川に沿って歩きました。 茶色い色の多い中で、一番目に惹くのは、真白なサギです。 今年は「コサギ」よりも「チュウサギ…

椋鳩十

先日、ブログでアンデルセンの本を紹介しました。その時に、1964年(昭和39年)に「国際アンデルセン賞国内賞」を受賞された「椋鳩十(むく はとじゅう)」という児童文学者を知りました。 椋鳩十さんは、日本の動物児童文学のジャンルを、新たに作ったと言…

十字花

跳ぶ「ハクセキレイ」 「コサギ」の夫婦? 跳ぶ「チュウサギ」 2~3日前は、20℃を超える季節外れの暖かさで、黒須田川の水も少し温み始めたようです。歩道の「ハナモモ」の蕾も緩み始めました。しかし「ソメイヨシノ」は、堅い蕾のままです。 散歩してい…

庭にきた鳥(2)

今年は、コロナ禍で工房に行く機会が減っています。偶に行っても庭木の剪定と枯葉の整理や周辺の草の刈込に、ほとんどの時間を費やしてしまいます。そのために、土に触れることが殆どありません。 庭木も植えてから20年以上が経ち、木の成長によって密にな…

本箱(14)

海外の本で複数の翻訳がある場合は、複数の翻訳を読みたいと思っています。私の本箱にも、複数の翻訳者による本がありますが、今回は児童書です。 その本は、アンデルセン著の『絵のない絵本』です。 アンデルセンの童話と言えば、「マッチ売りの少女」「み…

カワセミを撮る(3)

今年の「立春」は、1897年(明治30年)以来、124ぶりの2月3日となりました。 理由は、日本では、国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。今年(2021年)の立春の瞬間は、2月3日23時59分となります。あと1…

大寒

今日は「大寒」です。 気温は上がらず、暦通りの寒さになりました。しかし日差しは暖かく、黒須田川のカワセミは、餌も獲らずに日向ぼっこです。 この寒さの中、黒須田川の遊歩道で、寒さを凌いで生きている雑草があります。その場所は、擁壁にある直径80c…

伐木

先日、公園の一画にある山桜の木が伐採されました。 この公園は、黒須田川の傍にあり1979年に整備されました。 近年、公園の周辺の交通量も増えて来ていますが、静かで近隣の人たちの憩いの場でもあります。私も散歩の途中に休憩場所としてよく利用します。 …

密かな告白

最近は「密」という文字を見かけると、「3密」という言葉が、すぐに浮かぶほど身近な言葉になっています。 この「密かな告白」と言うと、人目をはばかる秘密の出来事があったかのように思われますが・・「枇杷の木の花」に付けられた花言葉です。 私がいつ…

寺額

昨日「武州稲毛七福神」を訪ねました。 毎年、正月3ケ日以内に「七福神めぐり」をしていましたが、今年は、新型コロナのために密を避けて7日になりました。いつもは参道やお寺の周囲には、赤い幟旗が立てられていましたが、今年は立てられておらず、お寺は…

早梅

今年は、新型コロナのため日にちをずらして、初詣に行って来ました。 琴平神社の本殿の石段は急で危険なために、祭事などで混雑する時は閉められています。今日は、参拝者が少なく開かれていました。 階段を上っても閑散としていて参拝者はいませんでした。 …

辛丑元旦

新年 おめでとうございます 青空にきず一つなし玉の春 一茶『文政句帖』 今年は、富士山の積雪が、昨年より少ないようです。登山道がはっきりと見えます。 足元に鳥が立つ也春も立 一茶『七番日記』 黒須田川のハクセキレイ。 今、都会の中で一年中見ること…