横浜の桜の開花予想日は、3月16日頃だと言われています。昨年より早く開花するようです。
今日は、暖かい日差しの中、いつもの黒須田川に沿って歩きました。
茶色い色の多い中で、一番目に惹くのは、真白なサギです。
長い嘴で小さな泥鰌?を捉える。ゆっくりとした動きをしながら、捕らえる時の速さ。その瞬発力の見事さは、見ていても飽きません。
自生した「蕗の薹」です。
蕗の薹には、雄雌があります。雄雌異株なので、花弁の形も違います。そして頭状花が白いのが雌で、淡黄色が雄です。雄の方が花粉を作るので黄色いそうです。
鳩は一夫一婦の鳥です。愛情表現には、2つあるそうです。
1つは、お互いに首のあたりをつつきあう行動です。
もう一つは「キス」をするそうです。信じられませんが、嘴を相手の嘴に突っ込むそうです。
私の歩く遊歩道で唯一の梅の木。今が真っ盛り。
「メジロ」を見つけました。 花の蜜に夢中で、カメラを近づけても逃げようとしません。
我春も上々吉よ梅の花
一茶『七番日記』
川岸から川岸へ飛び回って遊ぶ「シジュウカラ」
ブロック壁に、こんな姿勢で・・滑らないでしがみつく足の力。
堰の傍に2匹のカワセミ。
雄のカワセミは、水面近くの枝から小魚を狙っています。
雌のカワセミは、近くの昇降用の鉄階段で見守っています。
餌は獲れずに、雌のもとに戻って来ました。
雛段に並んだ2匹(上が雄、下が雌)
1週間遅れのカワセミの「夫婦雛」となりました。
餌を獲ると、夫婦一緒に逃げ去りました。
開花した雪柳の下では「マガモ」が餌を獲っています。水深があるようで、少々恥ずかしい姿で・・
そこに現れたのが「カワウ」です。「カルガモ」たちは、すぐに場所を譲ります。
それを木の上で眺める「ヒヨドリ」・・何を相談しているのだろう。
近くの木の下では「スズメ」が水浴びを・・
雀の子川の中迄親をよぶ
一茶『八番日記』
動きの忙しい「キセキレイ」ですが、のんびり日向ぼっこをしながら毛づくろい。
一方「ハクセキレイ」は元気に動き回っています。この位の距離の飛び石なら、羽を出さないでも飛べます。
一日の散歩で、こんなに多くの鳥たちに出会うのは珍しです。
これまでに知らなかった鳥たちの行動を見られるのも、歩く愉しみです。
黒須田川の風景は、まだ寒々しい彩ですが、川べりや水の中では、小さな生きものたちが、もう動き始めています。
川床では、美しい紫色の花「ショカッサイ」が・・
まかり出花の三月大根哉
一茶『発句題叢』
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