植物

環境の日

今日は「環境の日(世界環境デー)」です。 1972年6月5日、ストックホルムで国連人間環境会議が開かれました。この日を記念して「環境の日」が制定されました。その目的は、環境保全に対する関心を高め、啓発活動を図るためです。 地球温暖化が叫ばれてから…

ユリノキ(2)

先週は鬱陶しい雨曇りの日が多かったですが、今日は5月らしい爽やかな日になりました。 いつもの散歩道から少し遠出をしました。 街路樹の新緑が美しい並木道を歩きました。 この街路樹は「ユリノキ」です。 この並木は、東急田園都市線のたまプラーザ駅か…

草花(21)

いつもの散歩道で、黄色いテントウムシを見つけました。 黄色いテントウムシは幸運を呼ぶとか・・? 新型コロナの感染が、早く収束することを祈りたいです。 羽化したばかりのテントウムシは、すぐに飛び立ちヤエムグラの葉に止まりました。これから黒い斑点…

草花(20)

夏日が続くと、もうトンボが・・ 一番早く現れるのが「サナエ(早苗)トンボ」です。早苗取りの頃に発生するので、この名が付いています。種類は約30種もあり、名前は分かりませんでした。 田んぼでは、田植え水を引き込み始める時期になりました。 朝富士の…

和蘭がらし

真っ赤なキリシマツツジと新緑の組み合わせが、大変に美しく魅せてくれます。 赤と緑は補色関係にあり、目の残像現象によって色が惹き合っているからでしょう。 その中を新型コロナの影響か?多くのランニングする人が駆け抜けていきます。 端午の節句が近づ…

草花(19)

「柿生の里散策道」からの帰り、早野聖地公園に寄りました。 この橋は「虹の懸橋」と呼ばれています。都会から里山への懸け橋かな・・ 右の池は「堤入池」です。 公園のほぼ中央には「水辺の広場」があり、今は瑞々しい若葉が溢れる癒しの場となっています。…

草花(18)

黒須田川の遊歩道の桜も散り始め、川面には花筏ができています。 遊歩道は、犬を連れた散歩者も増えましたが、新型コロナの影響でしょうか、中高年の男性の買い物袋を持った人も多く歩くようになりました。 今日は、いつもの散歩道から少しそれた細い道を歩…

春雪

昨日は、朝から雨を含んだ湿った雪が降りだし、積雪は1cmほどになりました。夕方前に霙となり止みました。 都心で3月下旬に降る雪で、1cm以上の積雪は32年ぶりだそうです。 前日の気温は23℃あり、黒須田川の遊歩道のソメイヨシノは満開となりました。 …

藪椿

「梅」の花が散り・・ 「桃」の花が散りつつ・・ 「椿」の花も散り始め・・ 「桜」の花の季節に移り変わってきました。 横浜の桜の開花は、3月18日と統計開始以来、2番目に早い開花となりました。 玉椿夏への持越つもり哉 一茶『文化句帖』 我が庭の藪椿…

武ばる桜

風所の一本桜咲きにけり 一茶『文化五六句記』 黒須田川の中にある一本の桜(彼岸桜)が、今満開です。 この孤高な桜、大水にも、台風にも耐えて、美しい花を咲かせました。 石垣を背にして川底に、どっかりと根を張り生きている姿、その武骨さに魅かれます…

草花(17)

この白い花は「コゴメイヌノフグリ」といいます。 明るい草地や道端などに生えている草花で、黒須田川の散歩道に群生して咲いていました。地を這うように広がっており、高さも30cmほどです。 花は白色で基部のところが黄緑色で、直径6~8mmで清楚な…

不思議な花

この花は「ルスカス」と言います。 葉っぱに花が咲いているように見え、不思議な感じがします。 枝が葉っぱの上に変化したもので、本来の葉は退化しているそうです。 葉の表にも裏にも発芽します。 「ルスカス」は、地中海沿岸が原産で、乾燥地帯でも生き延…

石蕗

「蝶ひとつとばぬ日かげや石蕗の花」 という其角の句がありますが、華やかな紅葉の木陰で、ひっそりと咲いているのは石蕗(つわ)の黄色い花です。冬の代表的な花です。 名前の由来について諸説あるようですが「葉に艶のある蕗」からきています。 蕗の名がつ…

黄葉

「立冬」を過ぎると太陽の光の強さも弱まりつつありますが、光を受けた紅葉は大変美しく見えます。 葉が色づくことを紅葉といいますが、厳密に色の変わり方で言い方も変わるようです。主にモミジなどが赤色に変化するのが「紅葉」、ブナなどが褐色に変化する…

野薊

東急田園都市線には「野」という名前の付いた駅が3つあります。 その一つ「あざみ野駅」は、私が日常よく利用する駅です。 あざみ野駅の名前の由来を調べると、昭和51年(1956年)地域開発のため3つの町が合併されて、新しい町名にする時、この周辺に多く…

芙蓉の花

黒須田川の遊歩道には、夏の花の中でも大きな花の一つ「芙蓉」の花が自生しています。 石垣の隙間から生える、その生命力の凄さ。 「芙蓉」という言葉は、中国では「蓮の花」のことを言っており、それと区別する為に「木芙蓉」とも呼ばれています。 昔から美…

丈菊

茨城県に人気のある「ひまわり畑」が3つあります。 その1つ、那珂市の「那珂総合公園」の周辺にある「ひまわり畑」に行って来ました。 見ごろとしては、少し早かったのですが、約4haの畑に約25万本のひまわりが咲いていました。 人家と道路を取り囲むよう…

夜咲く花

7~9月頃、陽が暮れると林や笹薮などで咲き始める花があります。 この白い花は 、秋になると赤い実になる「烏瓜」の花です。 花弁は5弁で、やや後ろに反り返り、花弁の縁の部分は細い紐状になって伸び、レース状に広がっています。 烏瓜は、こんなユニー…

合歓の花

* 日々に四五本ちるや合歓の花 一茶 『享和句帖』 * *

梅子黄

二十四節気の一つ「芒種」の末候は6月15日頃で「梅子黄(うめのみきばむ)」と言います。 我が家の梅の実も熟し始めました。 昨日、収穫をしますと6kgもありました。 昨年より多いので、いつもの梅干しと、今年は「梅酒」を作ろうと思います。 「梅」…

万緑

今の季節を、時候の挨拶文では「万緑の候」という言葉で表現します。 草木の葉が、緑色いっぱいに輝く、美しい季節です。 緑色は安らぎと、そして目を癒してくれる色でもあります。 この風景は、我が家の居間から見える広場の樹木です。 太陽光によって木の…

蝋梅の実

この青い実は、何の実か分かりますか。 冬、1月頃に黄色い花を咲かせた「蝋梅」の実です。 気がつかない人も多いのではないでしょうか。私も初めて知りました。 この蝋梅の実は、食用にはなりません。また種子には、有毒物質のカンカンチンが含まれています…

母子草

今日、5月の第2日曜日は「母の日」です。 「母の日」は、日頃の母の苦労に感謝をする日で、この風習は、第二次大戦後に、アメリカから伝わりました。 この黄色い花は「ハハコクサ(母子草)」と言います。 庭、道端、野原、公園など、至る所で見られる草花…

花韮

この星形の白い花は「花韮(ハナニラ)」です。 植えた記憶がないのですが、いつの間にか、庭の所々に咲くようになりました。 「花ニラ」は繁殖力の強い花で、タネが散って自然に増えたりします。 黒須田川の歩道の桜は、すっかり葉桜となりましたが、木の根…

よこはまだけ

先日、『神奈川区いまむかしガイドの会』主催の歴史散歩で「保土ヶ谷道」を歩いて来ました。 「保土ヶ谷道」は、横浜市西区にある『温故知新のみち』の1つです。 「温故知新のみち」は、歴史ある横浜市西区の魅力を再発見できる散策ルートとして、区内を通…

すずめのお宿

二十四節気七十二候によると、3月20日から24日頃を「雀始巣」といい、すずめが巣を作り始める頃と言われています。 先日、その雀の巣(お宿)と名前が付いた、目黒区にある「すずめのお宿緑地公園」に行って来ました。 今では珍しい、都心のなかに残さ…

タケノコ

桜は開花。 木々も芽吹き、春めいてきました。 道端の「タチツボスミレ(立壷菫)」も、その仲間入りです。 竹藪で枯葉を押し上げていたのは・・・ 「筍」です。 笋のうんぷてんぷの出所哉 一茶 (『七番日記』) 「筍」は、成長が速く10日間ほどで「竹」…

ロゼット

今日は「立春」です。 横浜は20℃超えるほどの暖かさになりましたが、まだまだ春らしい気配は感じられません。 いつもの散歩道の木々の芽も堅く、道端も枯葉に覆われています。 しかし地面をよく眺めると、通常は、雑草と呼ばれる草々の葉が、美しい模様(花…

ユリノキ

今日は「大寒」です。 暦では、本格的な寒さがくるはずが、 風もなく暖かい日でした。 いつも歩く散歩道。 1ケ月前までは こんなに美しい紅葉でした。 今は、すっかりと葉も落ちて 木々も眠りに入った冬景色です。 見えなかった鳥の姿も良く見えます。 * …

草花(16)

山紅葉は、今年剪定をしましたが、美しく紅葉してくれました。 大きな欅の葉は散り終え、工房の屋根を覆っています。 掃除するのが大変です。 凩の掃てくれけり門の芥(文政句帖)という一茶の句がありますが 今年は暖冬となり 関東(東京)地方では、木枯し…