このグロテスクな虫は、・・・
「テントウムシ」の幼虫です。
テントウムシの種類は多く、日本には200種類ほどいるそうです。
この「ナナホシテントウ」は、アブラムシやカガラムシなどを
食べるので益虫とされています。
和名の「天道虫」は、太陽に向かって飛んでいく習性があることから
天道(太陽)に向かう虫と名づけられました。
また形から「瓢虫」、綺麗な赤色から「紅娘」というユニークな名が付いています。
小車の花の下枝に住虫哉 ( 一茶 ) (『七番日記』)
(注)「小車」とは、夏から秋にかけて咲く山野草で、花は黄色でタンポポに似ています。
名の由来は、車輪状に広がる花びらの形から、小さい車⇒小車となったらしい。