紫陽花が綺麗な季節となりました。
現在、紫陽花は2000種類もの品種があるそうです。
散歩していても自然と紫陽花に惹きつけられますが、
足元の芝生や土手には、花茎の高さが10〜30cmほどの
小さなピンク色の花が咲いています。
この花は、花穂が螺旋状にねじれているところから
「捩花(ねじばな)」と呼ばれています。
別名「モジズリ」「ネジリソウ」とも呼ばれることがあります。
この螺旋は右巻きと左巻きがあり、
中には花穂が捩じれていない花もあります。
この可愛らしい花は、江戸時代から栽培されており、愛されているようです。
捩花は「蘭」の仲間で、葉っぱは、地際に生えるので
草の中に埋もれて目立ちません。
蘭の葉や花はそちのけそちのけと 一茶 (『八番日記』)
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