昨日、台風5号が去り、梅雨の晴れ間に
地元にある茅ヶ崎城址に行って来ました。
茅ヶ崎城は、14世紀末から15世紀前半に築城され
「空堀」「廓」「土塁」などが良好な状態で残されている中世の城郭遺跡です。
『茅ヶ崎城』埋蔵文化センター(2000年3月31日発行)より抜粋
そこから出土した遺物に「かわらけ」があります。
「かわらけ」とは、「土器」と書き、釉薬をかけないで焼かれた素焼きの土器で、
日常の使用のほかに、神仏の供えや主君と家臣との儀式などに使用されました。
茅ケ崎城の「かわらけ」の特徴は、内底に渦巻状の文様があります。
この渦巻きの意味については、まだ解明されていないようです。
このような「うずまきかわらけ」は、丸山城、川越城、岩槻城、葛西城、深大寺城など
南関東各地で出土しています。
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梅雨の季節に似合う渦巻きの殻をもつ小動物といえば・・・
足元にいつ来たりしよ蝸牛 一茶 (『終焉日記』)
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