山法師

 一昨日、沖縄地方が梅雨入りしたという発表がありました。
 関東地方の梅雨入りは、6月8日頃と言われています。

 今日は、雷を伴った雨が激しく降りました。
 家の窓から眺める「山法師」の瑞々しい若葉は眩しく感じます。
その真白い花びらは、白蝶の大群が舞い降りたように見えます。

 花びらのように見えるのは「総苞」と呼ばれる部分で、
花は総苞の中心にある粒状のものです。

 山法師という名の由来は、
中央の丸い花穂を頭として4枚の白い花びらを頭巾に見立てて
「山法師」と名づけられました。

「山法師」は、庭木として人気がありますが、
花は、上向きに咲くので、大きな木は高い場所から
鑑賞するのがいいようです。




   菓子盆に山盛りにつく小てふ哉   一茶   (『文政句帖』)


 
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  「ドウダンツツジ」の若葉
        
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