麹茸

  

 このキノコは「コウジタケ」と言います。
公園の広葉樹木の下や芝生などで良く見かけるキノコです。
麹のような香りがするので「麹茸」と言われています。
赤褐〜血紅色と派手な色をしていますが、食用にもなります。
 多くの日本人が好む香りのマツタケ鎌倉時代
椎茸は江戸時代ごろから登場します。

 キノコは古くから食用されていたようで、青森県を始め東北地方の
縄文時代の遺跡からは「キノコ形土製品」が発掘されています。
 


   化されな茸も紅を付て出る   一茶  (『八番日記・文政4年』)



 湯呑茶碗