このカラスは近くの公園にいた「ハシブトカラス」です。
カラスのイメージと言えば、不吉なことの象徴であつたり、
ずる賢い狡猾な印象を与えたりしますが、古来から世界各地では
「神の使い」「太陽の使い」として崇められてきた生き物です。
またイソップの寓話「カラスと水挿し」の話は、良く知られており、
鳥類では、最も知能が発達しているとされています。
飯山市戸狩では、8月のお盆の時期に「からす踊り」があるそうです。
どのような踊りなのか、ぜひ見たいと思っています。
一茶には、カラスを詠んだ句が多くあります。
カラスは、雀についで身近な鳥だったのでしょう。
陽炎に飯を埋たる烏かな (『七番日記』)