大暑

 この道路は私が日頃、よく通る道路です。よく見るとアスファルトが白くなっています。
この道路は「すず風舗装」と言い、白く見えるのは、アスファルトの隙間に
水分を蓄えることのできる保水材が浸み込ませてあります。
 この保水した水分の気化熱で、舗装表面の温度を低下させています。
 まだ横浜市の一部の地域ですが、ヒートアイランド現象への対策がなされています。
 
 今年は梅雨が明ける前から、真夏日が続き、東京では、真夏日が3週間も続いています。
この炎天下の中を、一茶ゆかりの「炎天寺(足立区六月)」を訪ねました。
 この寺の名前の由来は、境内の縁起によると
 天嘉4年、奥州の安倍一族の反乱の鎮定に苦戦したが、勝利できました。
 その時の気候が、炎天続きだったので「炎天寺」と改められたと言われています。 

 境内には、一茶の銅像と2つの句碑があります。
平安期末に創建された古いお寺で、この付近を一茶は時々訪れたのでしょう。

   

    蝉鳴くや六月村の炎天寺  (『七番日記・文化十三年九月』)


    


    やせ蛙負けるな一茶是にあり   (『七番日記・文化十三年三月』)




  今日は「大暑」  冷たいビールを一杯!