黒須田川にも秋の訪れが・・・
甘い香りを漂わせていた金木犀の花も散り始めました。
暖かい欄干の手すりに止まる蜻蛉たち。
だんだんと生息の場を追われて、減少の傾向にありますが、今年は少し多いように思われます。
とんぼ一つ風にさからふ水面なれ
尾崎放哉 『尾崎放哉全句集』(春秋社)
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町中や列を正して赤とんぼ
一茶 『文政句帖』
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赤いのは乙が蜻蛉ぞいざだまれ
一茶 『七番日記』
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蜻蛉も人もきょろきょろきょろ目哉
一茶 『八番日記』
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連立て御盆御盆や赤蜻蛉
一茶 『八番日記』
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御仏の代におぶさる蜻蛉哉
一茶 『七番日記』
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夕日影町いっぱいのとんぼかな
一茶 『西紀書込』
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鉄赤瓢瓶 高さ:12.0cm