カメムシ

 青葉区すすき野付近を流れる黒須田川。

その川に沿った遊歩道は、私の散歩道ですが、いろいろな虫たちにとっても散歩道(?)・・いや生活場所かな。

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 数年前に植えられたソメイヨシノも大きくなり、虫たちのいい棲家となりました。

 暑さも和らぎ虫たちの動きも活発になって来たようです。

 そのソメイヨシノの幹に、見慣れない美しい虫を見つけました。 

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 「キマダラカメムシ」の幼虫と成虫です。

 「キマダラカメムシ」は、東南アジアを原産とする外来種で、日本へは江戸時代頃に、長崎に渡来し広がりました。関東周辺にも増えているそうです。

 成虫の体長は約20~23mmで、国内で生息するカメムシの中の最大種です。 

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 成虫はサクラの木の幹で擬態しているので見つけ難いです。

 このソメイヨシノの幹には、成虫が3匹います。

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  成虫はじっとしていて動き廻ったりはしていません。

 カメラを近づけると、めんどくさそうに向きを変えゆっくり逃げます。逃げ場がなくなると他の木に飛んでいきます。

 臭いを発したかどうか、あまり感じませんでしたが、油蝉の傍を駆けて逃げました・・・油蝉は臭いにどう反応したのか・・・?

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 幼虫は、成虫のように黒褐色ではなく灰色になっています。

 大きさは成虫と、ほとんど変わりません。

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 幼虫はカメラを向けると逃げ足は大変に早い・・・

 警戒心が強く、あっと言う間に枝先に逃げられました。

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 「カメムシ」は、別名「屁ひり虫」と呼ばれています。

 俳句では、秋の季語です。

 一茶は「屁ひり虫」について10句以上詠んでいます。

   蝶とんぼ吹とばされつ屁ひり虫

             『八番日記』

 蝶や蜻蛉は、臭いに吹き飛ばされるように逃げたのかな・・

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 瓢形耳付瓶(市販の窯肌釉を使用)

    口径:3.5cm・高さ:21.2cm

    高台径:7.5cm・重さ:960g

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