徳利(16)肩衝

 肩衝とは「茶入」の形態の一種で、名前の由来は、肩の部分が角ばっていることから来ています。形には「怒肩」「撫肩」などがありますが、次の句の作者は、どんな形の徳利を使っていたのかな。

      永き夜を半分酒に遣ひけり  ( 太祇 )    (『太祇句選』)