御本手茶盌

 御本茶盌とは、桃山時代から江戸時代にかけて日本から手本を送って朝鮮で焼かれた茶盌です。これらの茶盌は素地の成分から淡紅色の斑文が現れ、この斑文を御本または御本手と呼ばれています。その代表とされるのが「立鶴」の茶盌で、また御本の始まりとも言われています。御本手は土の成分と焼き方によって趣の違ったものが現れます。

                           
                     14.6cm・6.0cm・4.8cm・270g