「とく暮れよことしのやうな悪どしは」
『七番日記』
という一茶の句がありますが、今年は自然災害の発生が多く、自然の脅威を知らされました。
被災された方々も多くおられ、心が痛む年でした。
そして復興されないまま、新年を迎える人々も多くおられます。
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人並に正月を待つ灯影かな
一茶『庚申春遊』
近くの学校の土手には、新しい年を待てずに、蝋梅(素心蝋梅)が咲き始めました。
蝋梅はうつむくように黄色い質素な花を咲かせます。しかし寒さには強いようです。
これからが更に寒くなる大寒を迎えます。
寒さに負けず、被災地の1日も早い復興・再建を願い、お祈りします。
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