先日、杉の木を伐採した時に、垣根の木犀の木を痛めたので、
花が咲いてくれるか心配でしたが、
今、工房の庭は、金木犀と四季咲木犀の甘い香りでいっぱいです。
花の香りは、花のどの部分から発散されているのか?調べて見ました。
花の香りは、昆虫などを引き寄せるためですが、私たちが日常で楽しむ花の多くは、
花弁や花被などの花びらが香るのが多いようです。
その他、雄蕊や雌蕊の付けにある蜜腺から発散される花や
花びらの片側だけ香りを発散する花もあるようです。
また昼夜で発散量が変わったり、日の経過につれて香りの質が変わる花もあるそうです。
四季咲木犀は、銀木犀に似ていますが、花の色や葉の形などが少し違います。
四季咲木犀は、別名「ウスキモクセイ(薄黄木犀)」と呼ばれ、
クリーム色をしています。香りは、金木犀に比べると強くありません。
開花時期は、真夏、真冬を除いて咲きますが、真冬でも咲き、
名前の通り四季に咲いてくれます。
嗅いで見てよしにする也猫の恋 一茶 (『七番日記』)