日本のやきもの〜七つの色〜桂又三郎著・河出書房新社(昭和40年刊)
日本のやきものについての入門書はたくさんありますが、
この本は日本のやきものの種類を知り、制作するのに大変に参考になった一冊です。
やきものを七色(茶・青・黒・白・赤・藍・金)に分け、それぞれの発達の歴史、焼かれた窯、作り方などを簡潔に説明されています。
紹介されている図版の中の作品「伊賀耳付花生」「伊賀破袋水指」「黒織部筒茶碗」などの「写し」に挑戦してみました。
日本のやきものは種類も多く、豊かな色彩で表現されています。
その原点となっている釉薬は、灰釉ではないだろうか。