2017-01-18 皸 焼き物 「 皸をかくして母の夜伽かな 」 という一茶の句がありますが、昔は水仕事をする母は、いつも指先の皮膚が切れたりして皸(あかぎれ)になっているのを見たことがあります。 今はお湯を使うので楽になりました。 焼き物つくりでも、冬の水挽き(轆轤ひき)は辛かったようです。 胝のつれなく見えし轆轤ひき ( 蓼和 ) (『俳諧職人尽』)