円相

 昨年から今年にかけて、「禅」についての展覧会が続けてありました。
その中で、臨済宗古月派の禅僧仙がい義梵(1750-1837)の書画(禅画)は、
禅の境地を洒脱で飄逸な表現で分かり易く説き示されています。
 そのひとつに「円相」という円形を一筆で描いた書画がありますが、この円相図は悟りや真理、宇宙全体を象徴的に表現されたものとされています。

    一 輪 挿しに・・・・・