朽葉色

  

 木々の葉が秋になると紅葉し、朽ちていく葉の色を「朽葉色」と言いい、古くから用いられている色の名前です。
 そして朽葉色には「朽葉四十八色」と言われるほど多くあり、微妙な色の違いを見分けて使われています。


     下染にかへるみやまのくちば哉   ( 宗祇 )   (『宗祇発句集』)



 焼締花入