壁掛け一輪挿

 小さな壷などは壁に掛けたくなります。その壷に掛ける穴がない時は、リュータなどで穴を開けることができます。

 江戸時代に焼き物に穴を開ける方法として「智恵海・上」に
 『焼き物に穴をあけようと思ったら、そこに灸を1〜2回すえ、その跡を錐でもめば、そのまま穴があく
と書かれていまです。〜『江戸の知恵・江戸の技』(北田正弘著・日刊工業新聞社)より
 この方法には疑問があるようですが、当時は、焼き物に穴を開けるために、いろいろと工夫をしたのでしょう。

 (注)「智恵海・上」とは、近世の生活にかかわる様々な知恵が書かれている本です