習作(5) 志野茶盌に挑戦 

 志野茶盌では国宝・銘卯花墻が有名ですが、私の最初の挑戦は鼠志野亀甲文茶碗です。
      秋風のふくよろくろの廻るまま(川喜田半泥子
 この句は半泥子の代表作である志野茶碗・銘「窯のさち」の箱側面に書かれています。半泥子は俳句雑誌「かいつむり」の同人でもあり、また書、絵画や写真など多彩な趣味の人でした。

半泥子は、私の郷里の陶芸家で、自由奔放・変幻自在な造形が好きです。
       

     口径12.7cm・高さ9.7cm・高台5.7cm・660g

                       志野ぐい呑