耳付胴締信楽壷


     門前に市も立花の盛哉  ( 松永貞徳 )

       (注)松永貞徳(1571-1654)は、江戸時代前期の俳人

 「立花」とは、生け花様式の1つで、立華とも書きます。花道成立以前から行われていた花、草、木を花瓶に(立てる)形式から、古くは(たてはな)と呼ばれ、室町時代には定式化した。成立当初の(たてはな)の形式と目的は、室内を飾り、それを眺め楽しむということであった。〜世界大百科事典〜より

口径:6.6cm・高さ:17.4cm・高台径:9.0cm・重さ:870g