2015-05-29 朝鮮唐津徳利と皮鯨盃 酒はいつ頃から人間の世界に現れたのだろうか? 人間の歴史とともに酒はあったのだろう。猿酒と呼ばれるものがあって、人間がこれを発見したのは極めて自然なことであろう。 猿酒とは、猿が拾い集めた木の実が、樹木の祠や岩の窪みで自然発酵して酒に変わったものです。 角びしの猿の酒でも花心 ( 斯波園女 ) ( 『俳諧撰集〜玉藻集』) (注)斯波園女(1664-1726)は江戸時代の俳人。三重県伊勢市出身。