紅茸

 紅茸は、夏から秋にかけて広葉樹林や針葉樹林下の地上に生える赤い茸です。
この茸は色が毒々しいので毒キノコのように扱われてきましたが、種類のすべてが有毒ではないようです。
しかし辛みや苦みが強いので食用としては利用されていません。


     紅茸やうつくしきものと見て過る   ( 几董 )  (『井華集』)