2025-01-01から1年間の記事一覧

カルガモの引越し

黒須田川に、今年も3組のカルガモの家族が引っ越して来ました。1日で3家族に出会うのは珍しいです。 この時期のカルガモの引っ越しは、よく話題になります。親の後を一列になってついていく光景は可愛らしく、遊歩道で眺めている人たちを微笑ませてくれま…

カワセミ春夏秋冬(31)

今日、黒須田川の「どうだん橋」から、久しぶりに枝に止まっているカワセミを見つけました。 前日も川面を飛んで行くカワセミを、何度も見かけました。縄張りの確認に来たのかなと思っていました。 しかし川辺の石積みへの飛び方が、少し違うように見えまし…

黒須田川散歩(36)

梅雨入りをしたら、梅雨前線が消えた??・・そして真夏の暑さになりました。 この異常な暑さを避けるために、散歩の時間を早めたのですが・・10時前には、もう30度を超えていました。この暑さでも元気なのが、1.5cmほどの白い花をつけた「ヒメジョオン」です…

黒須田川散歩(35)

昨日、関東地方が梅雨入りしました。 梅雨の時期に入るとジメジメとして、なんとなく憂鬱な気分になりますが、雨の降る日でも、散歩は欠かしたことはありません。雨降りの散歩は、晴れた日と違った光景に出会う愉しみがあるからです。でも一番苦労するのが、…

ジャコウアゲハ

アゲハチョウ(ナミアゲハ)は、全国のどこでも普通に見られるチョウです。黒須田川周辺でも数十頭が集団となって吸水しているのを見かけます。 「アオスジアゲハ」が混じっている時もあります。 黒いアゲハ集団も・・ 「クロアゲハ(左)」と少し大きい「モ…

カワセミ春夏秋冬(30)

この1週間、カワセミに度々出会うようになりました。いつもは採餌しないで鳴いて飛んで行くのですが、この日は、枝に止まってくれました。 オスのようです。子育ては、一段落したのかな。 飛び込んだのですが、捕獲せずに飛び去りました。 翌日、メスの縄張…

愛鳥週間

5月10日から始まった「愛鳥週間(バードウィーク)」も、昨日で終わりました。各地でバードウオッチングや鳥に関するイベントなども開催されたようです。 私のバードフィールドは、黒須田川周辺です。この川は、昭和30年代頃は多摩丘陵からの湧水が流れる小…

黒須田川散歩(34)

久しぶりにカワセミに出会いました。よく止まるブロックの昇降用の取っ手にいました。 勢いよく飛び込みましたが、捕獲ならず。 再び近くの枯草に止まって水中を窺がう。オスかな、よく見ると黒光りしている鋭い嘴に、泥がこびり付いています。巣穴を掘った…

カワセミ春夏秋冬(29)

今、カワセミは子育て中です。黒須田川には、時々飛来します。しかしよく止まる枝や石壁などに、証(白い尿)が残されていませんので、近くには巣穴はないのでしょう。 最近、出会ったのは4月30日でした。 谷本川の合流地点から上流2kmの範囲内で、巣穴が…

黒須田川散歩(33)

初夏の日差しを浴びて輝く草木の若緑色は、眩しく感じます。 黒須田川の一部の川岸には、卯の花(ウツギ)が群生しています。若葉を付けた枝ぶりは,、生き生きとして躍動感があり、見ながら歩くと足取りも軽やかになります。 つい童謡「夏は来ぬ」を口ずさん…

鳥渡る

4月4日から19日頃までは、二十四節気の「清明」にあたります。桜をはじめとして様々な花が咲き、万物が生き生きとする頃で、燕が飛来し、冬鳥たちが北方に渡ります。 黒須田川には、ツグミ、アオジ、マガモ、モズ、コガモ、ジョウビタキなどの鳥たちが冬を過…

カワセミ春夏秋冬(28)

先月25日に開花したソメイヨシノは、もう葉桜になり、遊歩道を散策する人も減りました。川の景色も新緑となり、鳥たちの囀りも変わったように聴こえて来ます。 カワセミ(オス)の縄張りでメスを見つけました。1週間前には「求愛給餌」が見られませんでした…

カワセミ春夏秋冬(27)

3月頃からカワセミは、繁殖期に入ります。オスがメスの縄張りに入り込み、鳴いてメスに自分の存在をアピールします。その後、何度も追いかけ回したりして、メスがオスを受け入れるとつがい(夫婦)が形成されます。つがいが形成されると、オスがメスに「求…

黒須田川散歩(32)

昨日、横浜も桜が満開になりました。今日は、寒の戻りが過ぎて散歩日和になり、黒須田川の遊歩道の傍の古木から新生の木の桜の花を眺めながら1.5kmほど歩きました。川べりに飛来する鳥や生き物たちの様子を散歩写真で、まとめて見ました。 桜の花を真上か…

枯野見

黒須田川の冬の荒涼とした景色です。 芒が枯れたような薄い黄褐色を「枯野色」と言われ、日本の伝統色の一つです。華やかさはなく寂寥感が漂う色ですが、古来より日本人の琴線に触れる色でもあります。 3月末頃から桜の開花の便りとともに「お花見」に出か…

黒須田川散歩(31)

季節外れの寒暖を繰り返している3月・・黒須田川のソメイヨシノも、横浜市の標準木の開花と同じ3月25日に、やっと開花しました。 真っ赤なヤブツバキとソメイヨシノの白さとの対比が美しいです。 役目を終えてソメイヨシノにバトンタッチをするように散っ…

黒須田川散歩(30)

今日は、初夏を思わせる暖かい日になりました。半袖で散歩している人もいます。遊歩道の早咲きのサクラは、もう満開です。 遊歩道には、ソメイヨシノ並木(30本)があります。その開花状況は、蕾に緑色の葉が見えて来ています。 開花するのは、明日か、明後…

黒須田川散歩(29)

今日は不安定な天気で、午前7時過ぎから雨から霰へ、そして雪に変わりました。大きな雪片が速い速度で、ほぼ真っすぐに降って来ました。 数時間後には、冷たい雨となり、止んだと思ったら、太陽が顔を出す・・ こんな光景を詠んだ、江戸時代の俳人・加舎白…

水鏡(3)

インターネットに「横浜で白いサギが増加中?こども1万人の調査で判明」(プレスリリースニュース)という記事がありました。 その記事によると「横浜市の環境科学研究所では、毎年市立小学生を対象に、家や学校の近くで見つけた生き物を報告してもらう調査を実施」して…

黒須田川散歩(28)

今朝は気温が高くなり、家の周辺が濃い霧に包まれました。黒須田川は、幻想的な景色になりました。こんなに霧に包まれるのは珍しいです。 朝霧にあはただし木の雫かな 一茶『西記書込』 この霧も気温の上昇と共に、午前中に解消して行きました。 今日の気温…

カワセミ春夏秋冬(26)

「拡ごれる春曙の水輪かな」という高浜虚子の句があります。この「水輪」は、水面にできる円形の波紋を言います。 黒須田川に飛来するカワセミの創る美しい「水輪」を紹介します。 ある時は、激しい川の鼓動のように・・ ある時は「曼荼羅絵」のように・・ …

黒須田川散歩(27)

この2~3日は、散歩日和の陽気が続いています。虫たちも動き始めたのでしょうか、メジロがホバリングしているのを見かけました。でも梅の花蜜の方が美味しいのでしょう。 川の中の草木の芽吹きは、まだまだのようです。彩りがなく沈んだ中で、特に眼につくの…

水鏡(2)

カワセミと言えば、澄んだ水が流れる森などに棲んでいる美しい鳥のイメージがありますが、もともとは水辺に、いて当たり前の鳥でした。 最近、カワセミが都会の川でも、よく見かけるという話を聞きます。都市部の川も、水質環境が改善されて、餌となる小魚が…

黒須田川散歩(26)

昨日に続いて、今日も3月並みの暖かさとなりました。軽装の姿で散歩する人を多く見かけました。しかし黒須田川は、裸木と茶色をした枯れ草に包まれた寒々とした風景です。 この茶色系は、寒・暖色を含んだ中性色と言われています。この色は、心情的に変化す…

カワセミ春夏秋冬(25)

黒須田川に架かっている「さつき橋」付近を境にして、下流を縄張りにしているのがカワセミのメスで・・ 上流を縄張りにしているのがオスです。 この日は、この橋を越えてメスが飛来し、オスがよく止まっている木に隠れるように止まっています。 最近、2羽が…

黒須田川散歩(25)

今季最強の寒波が日本列島に到来し、日本海側は大雪になっています。一方太平洋側の一部の地域では、気温は低いですが、晴れた日が続いています。 その晴れに恵まれた黒須田川の傍の梅の花が咲きました。 橋の下のドバトにとって、春は、もう来ているようで…

水鏡

紅葉の森林が川や湖などに映っている景色は、幻想的な美しさを感じさせてくれます。日常生活の中でも、雨後の水溜りやガラス窓に、見慣れた景色が映っている光景は、よく見かけます。シンメトリーのようで、どこか異質で・・逆さまに映る世界には神秘感があ…

黒須田川散歩(24)

先日、散歩の途中で、タブレットを抱えて撮影をしている小学生たちに出会いました。「何を撮っているの」と聞くと、理科の授業で「冬の虫」を探して撮っていますと答えてくれました。この時期に虫を見つけるのは、大変だろうと思いました。 子供たちの探索心…

黒須田川散歩(23)

今日は「大寒」ですが、3月並みの暖かい日になりました。いつもの散歩する時間よりも早く出かけました。冬の朝の低い光を浴びた草木が、川面に照り輝き、美しい世界が展開されていました。 その近くでは、朝陽で出来た枯れ木の影には「カワセミ」が・・そし…

カワセミ春夏秋冬(24)

今日13日は「成人の日」、いや2022年からは「二十歳の集い」と呼ぶそうです。穏やかに晴れ、3月上旬の暖かい日になりました。雲一つない紺碧の大空が、新しい門出を祝福しているようです。 家の近くの野球場では、恒例の町内会の「どんと焼き」が行われまし…