我が家のベランダには、よく鳩が飛んできます。
身近な鳥の中でも「鳩」は警戒心が
非常に弱く、雀や烏よりも人に近寄り、
人馴れする鳥です。
そして「平和」を象徴するイメージの
鳥でもあります。
鳩は、約1万年から六千年ほど前の
新石器時代に飼育動物化された鳥で
世界に約42属290種いて
日本には、5属13種がいるそうです。
お寺や神社、公園などでよく見るのは
「キジバト」と「カワラバト(ドバト)」です。
「キジバト」は翼に黒と赤褐色の鱗模様、
首には青と黒の横縞模様があります。
キジバトと呼ばれるのは、雉の雌に
体色が似ているからです。
「ドバト」は、正式には「カワラバト」
と言います。
体色は、様々で羽に鱗模様がありません。
平安時代から日本に来たと言われ
「伝書鳩」として使われました。
黒須田川で「カルガモ」と遊ぶ「ドバト」たち
(昨年10月に撮影)
最近、この白と黒の混じった鳩を
見なくなりました。
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かれらにも元日させん鳩すずめ 一茶
(『七番日記』)
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