先日、関東地方は、ようやく梅雨が明けました。そして連日、30℃を超える真夏日が続いています。
降ったり止んだり、激しいスコールと・・鬱陶しかった梅雨。
この時期、黒須田川に生息しているカワセミの様子を撮えました。
雨にも負けずカワセミ夫婦は、餌を求めてやって来ていました。降り続く雨でも黒須田川に飛来するのは、他の川よりか餌が獲り易いからだろうか。
雨は止みそうもありません。水嵩も増えてきました。
カルガモは、安全な場所を探しに移動。
恨めしそうに空を眺める・・
そろそろ、お腹も空くし・・
羽が濡れるのは避けたいが・・
でも雨は止まないな・・
だんだんと激しく降り出した・・
この少し淀んだところに・・
稚魚やザリガニなどは、水の流れの速い所は避けて淀みに集まります。しかし水が濁っているせいか、こんな近くから水中を見つめます。
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結局、餌を獲ることが出来たのは、流れの淀んでいる木や草叢の繁みでした。
木々の葉が茂る暗い場所で、何度も挑戦しています。
雨が止んだ隙を狙って・・
一気に飛び込む・・
雨降る中でも・・濁った水でも・・
都会の川に生息するカワセミは、生きるための技を身に着けているようです。
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降雨に水鳥どもの元気哉
一茶『享和句帖』
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