新緑が溢れる中にある駅。
この駅から歩いて1時間ほどのところに工房があります。
先日、爽やかな風を受けながら工房まで歩きました。
田圃には水がひかれ、田植も始まりました。
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工房の入口では、オオデマリが咲き、迎えてくれました。
足元には、田畑や道端などでよく見かける小さな白い花々・・・
「ミチタネツケバナ(路種浸け花)」かな。
「タネツケバナ」は、苗代用の種もみを水に漬ける頃に花が咲き始めるので
この名がつけられたようです。
「ミチタネツケバナ」とは、タネツケバナよりやや乾燥した場所に生えていることから
「ミチ」という名が付きました。
花は、四弁花(十字花)で白色。
果実は、棒状で細長く上を向いていて、途中で切れたように見え、
とてもユニークです。
うら道や草の上まで種を蒔く 一茶 (『文化句帖』)
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